お知らせ

 

4/6 小学校高学年~中学生向け事典「ポプラディア プラス 地球環境」が出版されました

3/27 3-2 総説・論説(専門的)に「ごみ焼却施設整備コスト高騰の制度的背景」PDFを追加しました。

 


廃棄物処理に関するアドバイス・支援を行います

1.調査・研究に関する助言(報告・論文のまとめ,データ分析,計画立案,など) 

  例:論文・報告・学会要旨などの添削(特に論理構成の妥当さ)

    データのまとめ方,目的に応じた調査・研究方法のアドバイス

        
2.ごみ処理システム等の評価(マテリアルフロー分析,パフォーマンス評価,LCA分析,など)

  例:廃棄物処理システムの物質収支・エネルギー収支

    市町村におけるごみ処理,廃棄物に関する統計資料データの解析・まとめ

     
3.ごみ処理・リサイクルに関する講演,講義 など 

    ごみ有料化,分別と減量化,プラスチックの資源化,海洋プラスチック,環境基準の考え方,リスクコミュニケーション

    堆肥化とメタン発酵,資源選別施設の回収率,埋立地の安定化・廃止,一般廃棄物と産業廃棄物  など

      講義(廃棄物処理の基礎):

       ごみ処理の歴史/埋立と焼却/ごみ処理施策の変遷/ごみ減量とリサイクル
         /有機性廃棄物の資源化・ごみ燃料化/住民とのコミュニケーション   など
  

 


ホームページ更新記録

 

 2023年10月18日 学会論文賞などに学会大賞,Life for Waste受賞を追加

2023年4月11日 【出版物(書籍)】に「工業環境技術」を追加(「環境工学基礎」の改訂版),学会論文賞追加

2023年1月15日 ホームページ登録・公開


自己紹介

 1983年より北海道大学で廃棄物の研究を始める。最初の研究が収集車の追跡調査であり,作業・移動時間などを測定した。収集量の時間的・場所的変動がごみの発生特性を表すことに気づき,ごみの発生源と中身(組成)を合わせた「ごみの流れ」(いまでいうマテリアルフロー)が,以降の研究のベースになった。ごみは集められたあと,資源選別,焼却などの処理を経て,最終的に埋め立てられる。自治体内のごみ流れをたどり,全体の物質収支,エネルギー評価,コストを評価するプログラムを作成し,「北大モデル」として用いられた。この研究過程で,さまざまな処理技術を調査・分析するようになった。同じ技術でも場所ごとに大きく異なることから,多数の施設に対するアンケート調査で情報を収集し,統計的にデータを分析するという方法を,さまざまな技術について行った。廃棄物は技術的なことだけでなく,コスト,住民意識,リスク評価など社会・経済的側面が関係するので,ハードとソフト両方の研究を行ってきた。

 

研究のキーワード

 ごみの発生から埋立までの「総合的廃棄物処理」,システム全体の評価と最適化,科学的に合理的な廃棄物処理


主な経歴

経歴

 1956年 北海道生まれ

 1978年 北海道大学工学部衛生工学科卒業

 1983年 北海道大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)

 1983年 北海道大学工学部助手(清掃工学講座)

 1992年 同 助教授

 2006年 同 教授(廃棄物処分工学研究室)

 2021年 退職(名誉教授)

 

大学内活動(主なもの)

 北海道大学環境保全センター長(2011~17) 工学研究院安全衛生管理室長(2014~16) 北海道大学技術支援本部副本部長(2016~19)

 

学会活動(廃棄物資源循環学会)

 学術研究委員会委員長(2008~12) 副会長(2010~14) 会長(2014~16)

 研究部会長 リサイクルシステム部会(2005~09),埋立処分研究部会(2007~17),産廃研究部会(2014~19)

 

学会論文賞など

 2001年 廃棄物学会論文賞 「家庭系ごみ流れの推定に関する研究」

 2003年 土木学会論文賞  「一般廃棄物処理計画におけるコストと環境負荷の総合評価(総合題目)」

 2020年 土木学会論文賞  「一般廃棄物ガス化溶融および灰溶融施設で生成される溶融メタルの金属資源性評価」

  2023年 廃棄物資源循環学会大賞

 2023年 Life for Waste (IWWG: International Waste Working Group)